ヘアメイクが語る「技術力」

会場様でリハーサルヘアメイク後、SOS混じりに届く花嫁さまからの問合せのご連絡。。リハのタイミングは挙式1ヶ月前頃となると、日程的に空いていないことも多く、いつも心苦しい思いがします。

プロに任せたら大丈夫!と思いたいけれど、新人〜ベテランの技術力の差、運任せでヘアメイクさんが決まるのはリスキーなこと。

技術のある人にお願いしたい!けど、そもそも、上手なヘアメイクってなんだろう?

今回はヘアメイク目線で「技術のある上手なヘアメイク」の基本ポイントを考えてみました。

先ずは下の写真を見てみてください。赤いラインで修正した上段の方が、バランスが良い気がしませんか?

会場リハ後、タイミングよく担当させていただいた花嫁様のリハ写真を見ると、ちょっとしたバランスとシルエットで見え方が変わることを感じます。普段着じゃない分、少しボリュームを出してスタイルを作る事はあるけど、その大きさが花嫁様自身と選んだ衣装やアクセサリーに対して妥当か。ハチが張っていたり絶壁だったり、頭の形はお客様それぞれ個性がある中、きちんと補正されているか。
頭の大きさや形を綺麗に見せながら、スタイルを作ること
ヘアメイクとしてヘアスタイルのシルエットが安定していると、技術のレベルが高いなぁと感じます。

もう1例をご紹介。左側の花嫁スタイルを少し微調整していくと見え方かわりませんか?

会場リハ後、しっくりこないけど理由が分からないとのSOSを頂きました。下めのシニヨンが似合わないのかな?と諦めるのはちょっと待って。「似合わせる」のもヘアメイクのテクニックです。
シニヨンの高さや位置、ボリュームで見え方が変わるからこそ。360度バランスを見ながら「1人1人のお客様に合ったスタイルを作ること」これが出来るのもヘアメイクさんの経験やセンスあってこそです。

いかがでしょうか。
ちょっとした細部のこだわりで、お客様をより素敵に魅せるのが私たちヘアメイクの担うところ。
だからこそ、運任せではなく「担当ヘアメイクを選ぶ」ことはお客様にとって重要だと思うんです。

roomN°6では業界歴の長いベテランヘアメイクが細部までこだわって、目の前のお客様にピッタリのヘアメイクを造ります。自分史上一の花嫁姿、一緒に目指しましょう✨

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